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2007.03.23 スクープ。
なんとこの度、

ギワ子先生の転出が決定致しました。




詳しくは追って連絡致します。





どうなる自然科学同好会!!!!!
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こんちは。超部長です。

里山のあちらこちらに梅の花が咲き誇り、不格好ながら鶯の囀りも聞こえてくる麗らかな今日この頃、如何お過ごしでしょうか。

裏生物もとい自然科学同好会は、今年の研究活動第一弾として、学校のすぐ裏手にあるT川の調査をしました。
研究発表会の内容とはあまり関連していませんが、これからも定期的に行って、T川全域に於ける生物の生態系と置かれている環境を調査しようという狙い、らしいです。


今回の参加メンバーは、T様とローレンを除いた2年女子5人、1年女子のジョニーとお嬢、副部長サワサワ、私こと超部長、そしてギワ子先生の計10名。

調査という名目でこそありますが、狙いは寧ろ、部員の経験の方にあります。メンバー中でも、実際に川に入って調査をした事があるのは3、4人程度で、厳密なデータ採取方法も分からない。

事前に参謀君が調べてきてくれた方法によると、川に入る人数は5人。調査する時間は30分、なんだとか。
残りのメンバーはPH、COD、気温水温、水深、採集した個体のカウントをする事になります。

狙いはもう一つ。
N高自然研究会(U先生個人の所有物?)に頂いた、お古の胴長(ウェーダーとも言う。上田さんが発明した訳では無い)の水漏れチェック。

一応予め、ギワ子先生が接着剤や樹脂で修復をしておいて下さったんですが、如何せん、調査開始の4時間くらい前・・・
樹脂の箱には、 「24時間乾燥させて」と、バッチリ明記されています。



これこそが自然科学クオリティ。




午後1時過ぎ(?)。
採集道具一式を担いで、部室を出ました。
本日の天候は晴れ……なんですが、吹き付ける風は冷たく、あまりのほほんとした雰囲気ではありません。
が、文句は言ってられない。2年前に参謀君と二人、吹雪の渓流でプラナリアを探した事を思えば、この程度、、、

そんな意気で、いざ出発。
しかしこのT川調査には、もう一つ関門があるんですよ。

T川は学校の裏手を流れています。
よって正門ではなく、裏門から坂を下って行くのが最短ルート。だから当然、裏門へ向かうんですが、、、
昇降口と裏門を繋ぐ唯一の道は、野球部のバックネットやサッカーゴールとテニスコートやトレーニングルームに挟まれていて、ここ通るには諸々の運動部員の視線を浴びなければならないのです。

タモや水槽を担いで、ぞろぞろと歩く生物部員。
これがまた、なかなかどうして恥ずかしい。
私だけかも知れませんが、毎度調査に向かう時のこの一時的な緊張にだけは、どうしても慣れられません。

PHの試験紙を忘れた事が発覚し、水を持ち帰る為の容器を保健室で拝借。


そんなこんなで、いつも通りうざうざと、生物部の行軍が続いて行きます。






10分弱で、目的の調査場所に到着………していきなり、私の背中を押して川に落とそうとする部長(リス姐)。ウチの部らしい、微笑ましい光景ですね(涙。
ところが、ここで重大ミスが発覚しました。



川に、下りられない。



以前同じ場所を調査した時は、用務員さんに脚立を借りたんだっけ。あれ、N高との合同調査でU先生が用意してたんだったっけ。
私のもつれた記憶はともかく、川に下りられないんじゃ話にならない。他に下りられる地点を探す事に。

丁度、対岸から土が崩れ落ちて土手のようになっていました。これはラッキー。
ところが、その上には個人の畑らしき物が。田んぼと川に挟まれた猫の額程の広さにもかかわらず、しっかりと畝が形成されていて、青々とした立派なネギが並んでいました。
ドラム缶や堆肥の袋や畳も置いてあって、場所こそ異様に狭いものの、立派な畑の様相を成していました。



ネギ畑の隅で遠慮がちに拠点を構え、メンバーの中から川に入る5人を選定する事に。

 超部長「川に入りたい人~、挙手!」
ジョニー「はい!」

他の部員は完全に沈黙状態。それもその筈、なんとメンバーの大半が風邪を引いていました。
しかもしかも。例によって急な連絡だった事もあり、ジョニーさん以外の全員がジャージを忘れ、制服のまま来ているという始末。男子ならともかく、女子はスカートなのでそのまま胴長を履く事は難しい。

仕方がないので比較的やる気があって、且つスカートの下に短パンを穿いていた2年女子の面白人間、Aさんを抜擢。

※Aさんに関してはこちらをどうぞ。
梅雨の廊下でドップラー(最終回)
梅雨の廊下でドップラー(第一回)

それなりにやる気のあるAさんですが、胴長に履き替える時にバランスを崩し、転倒寸前。初っ端から「ぐぁー!」「ぎゃー!」と悲鳴が轟くT川調査です。
部長の助けを借りて、何とか装備完了。

一方、「裸足で入りてぇ!!」等と叫び、靴下まで脱いで、いそいそと、胴長を履きにかかるジョニーさん。
実は彼女、私の友人が所属する合唱団での後輩に当たっていて、色々な噂や逸話を聞いていたのです。
「臭いで天候が分かる」
「暑い日に、某M川の中を歩いて通学」
「霊感強し」
「10月のM川で遊んでいた」

等々、年頃の女子高生らしい見た目とは裏腹に、強力な野生児的経歴の持ち主と聞き、参謀君と「今年の一位指名選手なんじゃないか」なんて話していたんです。
兼部している事もあって多忙な彼女ですが、野外活動に対するこの情熱は、将来的に部の中核を担うに相応しいのではないかと……。

my胴長ご持参の新婚ギワ子先生もいそいそと準備し、タモを担いだ3人は川へ。
私は残る2人を選出しようとしていたのですが、部長もナス子さんも眼鏡ちゃんもNちゃんも風邪、副部長のサワサワは足が大きすぎて履ける胴長が無い。お嬢は用事があって途中帰宅したし、、、残るは、、、私だけですか。
まぁ、久しぶりに川に入れるとあって、それなりにやる気のある私。
手早く胴長を装着します。

……と。私以外の入水(自殺じゃないからね。)メンバーが履いている胴長は全て、オーバーオールのような、、、えーと、、、マリオが履いているズボンの裾に長靴をくっつけたような形と言えば分かって頂けるでしょうか。胸元まで丈があるので、チェストハイとも呼ばれ、普通胴長と言えばコレの事を指しています。
大体こんなの。

一方、私が履くそれは、右足用と左足用に別れていて、それぞれを腰のベルトに固定して履くというタイプ。股の少し下までしか無く、ヒップウェーダーと呼ばれているんだとか。
大体こんなの。

・・・この、ヒップウェーダー。
写真を見れば分かるように、左右のヒモをベルトで引き上げる事で装着できるんです。それなりにしっかりと引き上げないと、ずり落ちてしまいますからね。
ところがコレを引き上げると、どうも、股のすぐ下にハイレグのようなラインが出来上がってしまいます。どうにも小恥ずかしい。

そして装着が完了した直後、浴びせられた声が、

「先輩!



「エロいっ!!!」





別に私がエロいんじゃありません。
見る側の目に問題があるんです。ほらほら、環境調査をする健全な青年でしょ?



「でも何て言うか、エロい。」



・・・仕方がないので、ワイシャツの裾をズボンから出してカモフラージュを試みるも、



「やっぱエロい!!」




そうですね。私も思いましたよ。
扇情的な股下のラインにチラリズムまで加われば、隠すどころか相乗効果さえ見られます。

仕方ないので裾を仕舞い、諦めて川へ。



青々と茂るネギ達の脇を歩き、いざ入水(自殺じゃありません)。
1人足りないのでデータとしては当てになりませんが、この際仕方ない。調査開始です。


するとザリガニが出るわ出るわ・・・しかし、前回の調査ではそれなりに見られたエビ類が一匹もかかりませんでした。
メダカかカダヤシと思われる小さな魚も大量に捕獲。タモを入れればかかるような状態でした。

ヤゴが何種類かとミズカマキリが一匹、他、正体不明の水生昆虫も確認。そうこうするうち30分が経過し、引き上げて数を数える事に。

と、そうするうちにまた新たな問題が発覚。
全員、これまで特に川の生き物と関わった事が無い上に、ギワ子先生も元々はネズミ専門のインドア研究派。U先生のような、生き字引ならぬ生き生物図鑑が居ないので、現地で種類を同定するには限界があります。
「コレは、昆虫図鑑と淡水魚図鑑が要るね。。。」

予算はもうあまり無いんですよね。。。

さて、他の部員が記録に徹している間、私と副部長は胴長を川へ洗濯に。。。
こういう細かい事が重要なんです。

結局、ミズカマキリ以外の正体不明の水生昆虫と、ヒレの形からしてメダカカダヤシじゃないらしい魚類を全て部室に持ち帰り、種類を同定し、また同じ場所に放流する事に。日も傾き、陰ってきたし、風も一段と冷たくなる中、我々は帰還しました。

・・・ネギが一把、どことなく傾いていたような気がしますけど。





帰り道、偶然通りかかった見知らぬお爺さんに聞いた話です。

なんとこのT川、今じゃ3面護岸、どぶ川候補とも言えよう汚れ具合なんだけれど、昔はヤツメウナギの仲間が生息していたとか。前にも書いたけど、今じゃ環境庁レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類ですよ。

「フナやー、モロコやー、色んなんがおったよ。シジミも捕れたわ」

なんて、急な下り坂の真ん中で、しかも荷台に大根を満載した自転車を支えながら、語ってくれました。

「それが、上流にゴルフ場や埋め立て処分場が出来た頃からどんどん汚くなってなぁ、、、何にもおらんくなってしもうて、、、」

やっぱり、そうなんだなぁ、、、。



小学生の頃、社会見学でその処分場に行った事があります。
近付くだけで異臭が鼻を突くような山。やってくる大型のトラックの荷台には、山積されたゴミの数々。そしてどれも、見覚えのある物ばかり。
勿論、これだけ大量のゴミをそのまま埋め立てれば、土壌が汚染されてしまいます。それを防ぐための汚水処理施設も見せて貰いました。
薄暗い小屋の中には、一際強烈な、目が潤む程の悪臭が立ち込めていて、そこに響き渡る気怠そうな機械音は今でも耳に残っています。

何でも、バクテリアの力を借りて有機物を分解しているんだとか。やっぱりここでも、生物の力が必要不可欠なんですね。

しかし、驚いたのはその事ではなくて。
この処分場、ゴミの埋め立て限界量を超えていたらしい。巨大なすり鉢のようになっていた土地がこれだけの山になるんだから当然と言えば当然ですが、聞くところによるとこの裏には「ウチの近所に処分場を作るな」という誘致反対の声があるようです。
処分場の近くだと先天性の生涯を持った子が生まれやすいという研究発表もあるらしく、そうでなくとも、自分の家の隣近所にあんな臭い物を作られては困ります。

しかし、それを渋っている間に、ゴミの山はどんどん高くなっていきます。そして当然ゴミが増えれば増えるほど、汚水の量も濃度も増加するでしょう。でもバクテリアには限界があります。

確たる根拠はありませんが、T川の汚染はこの事と大きく、深く関わっているのではないでしょうか。
「自分さえ良ければいい」という考え方が、これだけの大問題を起こしているのではないでしょうか。

勿論、誰かが我慢して奇形の子供を生めばいい訳じゃありません。
それに処分場が増えても、ゴミが減らない限り、いたちごっこになり、やがて地球の限界が来ます。
そうなる前に、ゴミを減らす事。
レジ袋ではなく自前のカゴを、トレイやペットボトルは洗ってキャップを外して回収コーナーへ、無駄な買い物はせず、全ての物を極力再利用する、そういう一人一人の地道な努力と心がけが必要なんです。

私も不勉強で、ゴミの処理に関してもリサイクルに関しても、環境問題全般に於いて知識不足であり、ここに書いた事にだって、間違いがあるかもしれません。

が、これって、事実なんじゃないでしょうか。




話を元に戻します。






「んでも、こんなにおったんか。そうかそうか。。。ああ、邪魔してすまんなぁ」

種類を同定できなかった魚たちと水生昆虫数匹の入った水槽を見て、目尻を細めたお爺さんの表情が、とても印象的でした。
子供の頃、川で一緒に遊んだ親友の子や孫に会ったような面持ちと言葉で、腹をきらきらと光らせながら泳ぎ回るチビ共を眺める、老人。
「森や川が親で、鳥や獣は先生、虫たちが兄弟で、魚たちが親友だった」なんて、何だかドキュメンタリー番組の決まり文句のようですが、本当に、こんな風に囲まれて育った子供達が、しかもこんな身近に居たんだなぁ、と、改めて感じました。




お爺さんは、見たところ70歳よりは上。少なくとも65歳は越してるように感じられます。
この川の近くで生まれ育ったのかどうかは分かりません。けれど、この川の、以前の姿を御存知でした。


普段から、川で捕った魚や貝が食卓に並んでいたのか、或いは少年70年以上前の少年が、ここで生き物達を友としていたという事実を、改めて実感しました。


人は自然の中でしか生きられません。これは絶対の事実です。
それなのに、自然を知らない、自然と関わらない人が人間の社会の方向性を決めていても、いいのかな、と、少し思いました。
その、今までの社会の方向性が、これまで散々、自然環境を破壊し犠牲にしてきた訳で。自然環境が崩壊すれば、何れ人間は滅ぶ訳で。
だからこそ、自然を知る、その中での人間の立場や在り方を知る人こそ、社会の方向性を決めていくべきなんじゃないのかな、なんてね。

勿論、社会の方向性を決めるのは人間一人一人。
改めて、自分が知るべき事は果てしないと実感。。。




それと、やっぱり、自然環境は守られるべきなんじゃないかと。自然環境と、その中での自分を知る人が増えるように。
温暖化がどうとか、そんなんじゃなくても、さ。





さてさて。
部室に到着し、種類の同定を済ませ、適当に話して、解散。
(書くのが面倒になったとか言わないで。。。今回色替えとか頑張ったんだから。)



感想。
身近な生物の危機的状況、分かっていつつも、どこか絵空事のように感じていた地球環境の悪化等、改めて考え直す事が出来ました。

個人的ですが、色々と収穫の多い調査だったと思います。
... 続きを読む
超部長です。


コロっと忘れてましたが、今年も三重生物研究発表会に行って来ました。


朝、部の面々と一緒に電車へ。行き先は津。
てっきり去年と同じ会場だと思いこんでて、とんだ勘違いをしてしまいましたが、、、無事県立文化会館(?)へ到着。
この建物、公共サービス施設とか何とか、色んな建物を一元化して管理しているようです。ホールとか図書館とか。
おかげで、どこぞの百貨店並のマンモス会館。

比較的新しいらしく、周りには噴水や謎の象があったりして、、、、わりと小綺麗。壁はパステルカラーのピンクとベージュ、そこにほんの少量のグレイを混ぜたような、穏やかな色合いを中心に構成されている。子供から高齢者まで利用する事を考慮しての選択だろうか。
しかし構造は思いの外入り組んでいる。サバイバルゲームに向いているのではないだろうか。


ただ一つ言うなれば、この手の建物特有の、真新しい棺桶のような生気の無さを感じた。


会場は2階の視聴覚室。
中に入った時、丁度開会の挨拶(?)が始まる寸前だったらしく、こっそりと奥へ。


午前中は小中学生の部の発表。


・・・とにかく、座席が狭すぎて関節が悲鳴を上げていた。

年齢幅が広いせいで、研究の対象も手法もユニーク且つバラエティに富んでいて、楽しかった。
何年も継続して研究している子が殆どで、来年の発表が楽しみだったりする。


お昼になって、N高のU先生に会う。
先生、今年は髭無事だったんですね・・・!!
(去年の髭に関しては以下を参照)
裏生物部活動記 三重にっき第5章~午後の部~
      同じく、 三重にっき第6章~since1976~


と。N高校持参のスナヤツメはとろけるほど可愛らしかったです。
いかにもウナギかドジョウの仲間といった面持ちのくせして、此奴魚類ですらない。調べたところによると、ヤツメウナギの仲間で、無顎類、だそうです。
目の後ろに、7つのエラ穴が一列に並んでいて、目が8つあるように見える事が「ヤツメ」の由来だとか。
水の汚れに弱い事もあり、個体数が減っているとのこと。環境庁レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されているそうです。


水源を大切に。


昼飯を片手に2階のバルコニーを出て、渡り廊下のような場所へ。
・・・この立体構造、、、どう考えたって、007に出てくる建物です。

天気予報を見たのに傘を忘れた己を心の奥で嘲りつつ、悲劇のオーバーチュアがぱらつくテラス(?)でコロッケパンを囓る。
・・・もさもさ。

とりあえず、少なすぎた昼食を済ませて時間潰しに図書館へ。
脳に纏わる本(タイトルなんだっけ)を読んでいたんですが、何故かN高Kさんの姿が気になって、あんまり集中できず、午後の部の始まる時間に。

カードを作る気にはなれませんでした。一週間で返却しに来る事を考えると、ね。


午後の部は高校生の発表。
S高の調査でネコギギが確認できなかった事、N高が調査しているY川で川底をさらう工事があって、ホトケドジョウが相変わらず危機的な状況にある事など、環境系の発表は深刻なものだった。


表彰が終了する頃には表の雨も本降りになっていて、駅まではバスで移動する事に。
この建物の最大の欠点は、駅から遠い事じゃないでしょうか。いや寧ろ、この手の建物を駅から離してどうするよ。



地元の駅に戻り、濡れ鼠になりながらひた歩く。
途中立ち寄ったTSUTAYAで、「深海」が傷の修復に出されていると聞いて、本格的に憂鬱な帰路となりました。






思えば、書こうと思ってて結局書いてない事が多いですね。

合宿での物の怪騒動やら、文化祭での私の醜態やら。






・・・。




ま、いっか(爆
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