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廻り行く季節の移り変わりは早い物で、日本列島に居座る季節は秋。天高く馬肥ゆるこのごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
と。型にハマりきったなんの面白みも無い冒頭文章はさておいて、読書の秋、食欲の秋と、だらける口実が大量に羅列されたこの季節。この甘い誘惑に誘われ、サボタージュのるつぼにどっぷりとはまり込んでしまった、私のような人間にはスポーツの秋なんて言葉は通じません。レッツシャットダウン。さあ皆で怠慢の秋を満喫しよう。
そんな思考がグダグダと脳内を徘徊する今日。見上げれば青に吸い込まれそうな晴天の中、テストという修羅場を潜り抜けた猛者共(裏・生物部部員)が召集の元、生物室に集結しました。副部長は欠席とのこと。もしかしたらテストという名の試練により事切れてしまったのかもしれません。………そんなはずはないか。
私、眼鏡ちゃんのそんな下らない空想はさておいて、本日私たちが生物室に召喚された理由はヘビの餌であるカエルの大量捕縛。実は大分前に、私と珍しく来ていた副部長で、虫かごが埋め尽くされんばかりの大量のカエルを捕獲したのですが、残念ながら殆どがあえなくご臨終。裏・生物部史上かつて無かったあの惨劇を、繰り返そうということでした。歴史は廻るのです。
さて、全員集合したらすぐにカエル捕縛に出発しようとしていた私たちですが、ここで定番のアクシデントが発生。自称遅刻魔人、我が部の最高権力者である部長様が一向に姿を現しません。
当初は皆、「まあいつものことだし」と余裕をブチかましていたのですが、待てど暮らせど部長は来ない。そのうち誰が言い始めたか、裏・生物部部員キャラクター化合戦が私と参謀の間で始まってしまいました。紙女王トーコ様から頂戴したルーズリーフに切り刻むように書きなぐること数十分。……人ではないナニカが、参謀のルーズリーフを支配していました。てんてーそれはなんでちゅか。
参謀が、サングラス★眼鏡ちゃんとか言うフザけたブツを完成させた時点で時刻は一時を経過。とうとう痺れを切らした私たちは、部長をほっぽいてカエル捕獲に向かうことになりました。ゴメンなさい部長……。
廊下を歩く最中、参謀が「オレも戦力になる気ないから」だの、カエルを捕獲することに対して初っ端っから放棄の姿勢を示しやがったので、危うく眼鏡ちゃんの貧弱エルボードロップが参謀に突き刺さる寸前でした。眼鏡ちゃんの脳内では既に参謀は肉片化済み。具現化しないためにも戯言はくれぐれも慎みましょう。
しかしながら思い返してみれば季節は秋。肌寒くなってきた今日この頃にカエルなどいるのだろうかとかいう、眼鏡ちゃんの心配をよそに我々一行は、カエルさん大量無差別捕縛地点、学校近くの田んぼに到着。早速カエル捜索を開始します。
じめっぽい草むらになんの躊躇いもなく突進していく眼鏡ちゃん。辺りの草木を踏みにじりカエルをあぶりだすという良心の一片も見受けられないこの戦法が祟ったのか、カエルは見つからない上眼鏡ちゃんの下半身は引っ付き虫という、草むらに潜む悪魔にまんべんなく汚染されていました。ええ、靴下から靴からスカートからびっしりと。さあ、笑いたければ笑うがいい。思う存分嘲るがいい皆の者。そんな眼鏡ちゃんの哀れな姿に、アジさん(元・カテさん。本人の要望により変更)+Kちゃん(部員ではなくアジさんの友人)が手を差し伸べてくれました。眼鏡ちゃんの靴下に引っ付いた憎き野郎共を健気に取ってくれるお二人の姿は、平成のマザー・テレサでした。ありがたや。
眼鏡ちゃんの苦労も虚しくカエルがいなかった場所を離れ、一行は別の地点に移動。ぬかるんで、いい感じに水が少し溜まっているいかにも思う存分顔面からダイブするがいいと言わんばかりのその地点。見やると、いるわいるわ。先程が嘘のようにカエルたちが元気に飛び跳ねています。そういえば前にカエルを捕ったのもここだったような。そんな考えを脳裏で巡らせながら、再び単身田んぼの中に特攻していく眼鏡ちゃん。女子高生という名の肩書きは、肥溜めに捨ててきました。心の中はカエルハンター眼鏡ちゃんです。
田んぼの中には入らず、安全地帯で安穏とカエル捕獲をしている参謀に対し、修羅のごとくカエルを無差別に素手で捕まえ続けるカエルハンター眼鏡ちゃん。
この時点で靴、及び靴下は泥で汚染されています。
とり付かれた様にカエルを捕まえ続ける眼鏡ちゃんをよそに、田んぼに入っていない皆様(トーコちゃん、茄子さん、アジさん、リス姉、Kちゃん、Sちゃん)は優雅にトンボ採集。これこそまさに雲泥の差。片やカエルに魂を売り渡した女子高生。片やトンボと優美に戯れる女子高生。月とスッポン、蝶とゴキブリの差ですうわあ素敵。
――しばらくして、奮闘の成果、カエル十匹を捕獲することができた我々は撤収することに。よく頑張ったよ私。
ドロドロの手を前でぶら下げて、さながらキョンシーのように「水~み~ず~……」と呻きながら学校へと帰還したのですが、その頃には身も心も疲労困憊でした。欲しかったんですよ、泥水じゃなくて手を洗うための蛇口から出た水が!誰にこの気持ちが分かろうか!!


そんな、テスト期間中のカエル捕獲大作戦のノンフィクションなお話。私たちはなにをしているのでしょうか。
学校に到着してようやく手を洗いながら、そんなことを考える眼鏡ちゃんをさしおいて、ヘビは眼鏡ちゃんの苦労の結晶を丸呑みにしているのでした。

以上、記録者はカエルハンター眼鏡ちゃん。泥まみれの私の運動靴に敬愛と感謝を捧げ、締めくくりたいと思います。靴は人類最大の発明ですね。
それでは。
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