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誰が呼んだか知りませんが、呼ばれて飛び出てボボボボーン。裏生物部一の愚鈍人間、その名も眼鏡ちゃんですこんにちは。
本日のブログ担当は私ということで決定事項らしく、部長の恐喝……もとい指令を承った眼鏡ちゃんは、寒風が吹き込む極寒の自室で本日の出来事をテレテレと書き殴ろうと思います。怨念を込めて。
体調の悪い方は心臓に毛を生やしてからの閲覧をお勧めします。さもないと様々な要素が密接かつ複雑に絡み合ったカオスの所為で体調不良を起こしても、眼鏡ちゃん及び裏生部員は一切の責任を負いません。顧問のギワ子様がアラスカ高等学校に左遷されるだけです。
我心臓に自信有りという漢な方の為に筆を取りましょう。
それでは平部員眼鏡ちゃんによる、独断と偏見と鼻水に満ち溢れた本日の裏生物部観察記録(+眼鏡ちゃんの個人的な日記)、ひぁうぃごー。

2005年もあと僅か。今年分のカレンダーの残りも九枚となり、少しばかり今年に対して名残惜しさを覚え始めたこの頃、日付は十二月二十二日。
眼鏡ちゃん的年内三大行事の中に堂々と君臨する、クリスマスという一大イベントを三日後に控えた今日。真っ赤な衣装を身にまとった少し慌てんぼうの、アルツハイマーなおじいちゃんが我々に投下したプレゼントは身も凍るゴットブリザードでした。
夢の詰まった大きな袋から漏れ出した白い悪魔、その名を暴風雪。突風を味方につけた雪が容赦なく人々及び家屋を襲撃するという、鼻水もチョチョ切れる素敵な気候の中、我等がY高等学校の昇降口で、全身をピュアホワイトに染めながら健気に登校する数多の生徒達の姿が確認されました。
無論この高校の生徒である私、眼鏡ちゃんの姿もその中に見受けられたわけであり、一年生の下駄箱付近に目をやれば、鼻水を凍らせながら全身の白い邪魔者を振り落としているチビ眼鏡(眼鏡ちゃんの正体)が発見できたはずです。
この豪雪の中我々生徒たちが渾身の力を振り絞って登校してきた理由は、ひとえにY高校の終業式というイベントに参加し成績表を奪い返す為でありまして、眼鏡ちゃんたちも吹き付ける吹雪の中決死の思いで校舎内までたどり着いたわけなのですけれども。
寒さに凍えながら教室に向かえば、いつもとは違いやたら人の少ない教室。胸を過ぎる一抹の非常に嫌な予感。外の景色を白で破壊するブリザードがその悪い予感を更に明確なものにしていきます。
教室にたどり着き十分前後が経過した頃でしょうか、我がクラスの担任ではないはずのギワ子様が、なにやら慌ただしい様子で教室のドアを開け放ちます。更に肥大化する嫌な予感。
ギワ子様は戸惑う我等の出席を手早くとると、暫く待機するように言い放ち教室から出て行きました。ざわつく教室の中で、眼鏡ちゃんは一人胸の中でフラメンコを踊り狂う不信感と戦います。まさか休校なんてあるはずがない。
しかしそんな眼鏡ちゃんの儚い希望は、次に教室を訪れたギワ子の簡潔な一言によりアッサリと破砕されることとなります。

「今日休校になったからー。成績表受け取って皆帰ってー

言うが早いが成績表を笑顔で各自に配布し始めるギワ子様。眼鏡ちゃんも無論それを受け取るわけですが、心境的には成績表なんて知ったこっちゃねぇよ状態。
学生として間違っていると罵られようが、成績表などという紙切れよりも眼鏡ちゃんの脳内で爆ぜる不安は、学校からの帰宅方法。
窓の外は言うまでも無く、一寸先すら霞むシベリアの吹雪。このような極寒の中を平然と帰宅できる程、眼鏡ちゃんの血液の中に極寒の地の民族の遺伝子は流れておりません。
唯一の頼みの綱である「親の迎え」という手段も、車が渋滞していて動かないという最悪のハプニングで淘汰されるこの状況、窓の外がダークホワイトという矛盾した一色に染まる中、ふと、同じクラスのトーコちゃんが呟きました。

「………生物室、行こっか」


【長い為後半に続きます。】
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