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もしアナタが廊下を歩いていたとき、向かい側からなにやら一定の音階で大声を張り上げながら走ってくる人間を目撃したとしたら、どうしますか?


ということでこんばんは。裏生ブログにおける『TUF活動』の無責任な主催者であり、ひたすらナマズとカタツムリを愛でる奇矯な(多分)女子高生、眼鏡ちゃんです御機嫌よう。


慈愛と野心と策謀の三大要素で構成されている、我が裏生物部の部長様から、下の記事の続きを書くよう指令を承りましたので、徹頭徹尾鬱々意気揚々と参上仕ってみました。なんだか最近私は、部長他T様等から、「使い易いパシリ」として良いようにこき使われている気がしてならないのですが、まあそんな恨み言は骨格標本の田中君にでも聞いてもらうこととして『悲劇のドップラー大実験』の第二編を書き散らしに推参している次第であります。


というか、実験が終わった瞬間胸をよぎった「こんなことして私たちになんの利益があるんだろう」的なネガティヴな疑問が、未だに心の底でくすぶっているんですがそんな暗黒思考は宮妻の清流に叩き込んで置きまして。


この実験についての大まかな概要や、ドップラー効果についての説明は下の記事を参照して頂くこととして、さて私がつらつらと書き連ねるのは、その実験においての過程と結論なわけであります。


『人間の力によってドップラー効果を起こすことは出来るのか?』


そんな部長の無邪気な好奇心から始まったこの実験。暇を持て余していたアジさんとSさんが見守る中、観測地点に部長と参謀を配置し、眼鏡ちゃんはスタートラインに立っていました。


ホコリが適度に積もった薄暗い廊下。放課後独特の静けさが辺りを包む中、眼鏡ちゃんは上履きを脱ぎ捨てます。それはスリッパのパタパタという音で、ドップラー効果が確認しにくくなるという事態を想定しての処置であり、別にその時の私に格別やる気がみなぎっていた訳ではないのですけれど、まるで百メートル走を走る直前のような緊張感が眼鏡ちゃんの胸の内で広がります。


走り抜けるべき廊下を見据えると、発声停止地点にはゴミ箱が設置されていて、準備は万端。部長も参謀もそしてギャラリーも、私が走り出すのを待ち構えている状況。どうして私がこんなことしなきゃならないんだと、軽く鬱屈としながら走る準備にかかる眼鏡ちゃん。
外ではウンザリしてくるほどの雨。しとしとと湿っぽい雨音が暫くの間その場を支配して―――――


「ハイッ、よーいドン!!」


唐突に響いたその声に、弾かれるようにして眼鏡ちゃんは走り出しました。「廊下を走るな」なんて小学生の頃先生達が常套句として使っていた類の台詞は、最早脳裏をかすめもしません。
一定の速さを保ち一定の音程で。それだけを機械的に頭で繰り返しながら、駆ける眼鏡ちゃん。(ただしとても遅い)
リレーで言うならばテイクオーバーゾーンでしょうか。とにかく助走するべき距離を走りきり、目の前には発声開始のライン。跨ぐようにしてソレを越えていって………眼鏡ちゃんは大きく息を吸い込みます。


「あ―――――――ッ………ブハッ!!


テイクワン、失敗!!


……ごめんなさい。ですけどよくよく考えてみれば、廊下を大声で叫びながら走るなんて行動、相当な羞恥心をかき立てられますよ!?想像してみてくださいよ、例え無人とはいえ、実験という大義名分の下とはいえ!無為に奇声を発しながら疾走する恥ずかしさを、アナタは想像できますか!?
できない人はやってみて下さい、さあレッツチャレンジ!!もれなく部長とお揃いの、「変人メダル」がめでたくアナタに授与されることでしょう。


さて、失敗は成功の母と言いますが、テイクツーに移ろうとしたところで問題が発生。


眼鏡ちゃんの肺活量が足りません。


再度、ごめんなさい。実は私、相当な運動オンチなんです。


小学生の頃からリレーだろうがマラソンだろうが、最下位を独走すること十ウン年。昨年度行なわれた我が校のマラソン大会でも、ひたすらに愚鈍な走行を全校生徒の面前に晒したのがこの私なんです。
だからこそ!そうなんです、考えてみればこの役割、眼鏡ちゃんの身の丈にあっていないのです。


誰にでも得て不得手はありますよね?数学の嫌いな人間も居れば美術の得意な人間も居る。絵を描くのが得意な人間が居れば、人を使うのが得意な人間もいる。十人十色、様々な個性が集まっているのがこの世の中です、学校です。
ならば、ここはこういうのが得意な人に任せようじゃあないか!そう考えるべきなのが人間です。ヒトの脳味噌は考える為に備わっているのですから。


というわけで。


テイクツー!眼鏡ちゃんに代わって第二走者!参謀!!
(元?)アーチェリー部所属の彼ならば、鍛え上げられたその脚力で、華麗な走りとドップラー効果で我々を魅せてくれるはずです!!
これぞまさに適材適所!眼鏡ちゃんがやるよりよっぽど成功率も上がるはず!


さあ、部員の期待を一身に背負って走るが良いメロス!!(違)


軽くセリヌンティウスの気分で傍観する眼鏡ちゃん。別に私の命を立とうとする王様はいませんが、ということでそんなノリで、続きます。


次回!

「参謀の走りと部長の発明!そして響く狂気の哄笑!!」


半ば誇張が入っている気がしないでもないですが、そんなノリでお楽しみに。

近日公開(後悔?)予定です。


こっそり、今日のT様語録のコーナー。


『同情?ああ、ちゃんとあたしの辞書にもその言葉は載ってるよ。眼鏡ちゃんがヤ〇ザ辺りに絡まれるぐらいしたら、あたしも同情するんじゃない?

ただ、見てるだけだけど


(眼鏡ちゃん的見解)
見事に人間の心理を突いている言葉ですね。
「同情はするけど助けはしない」。そんな冷め切った現代人の心を、T様のこの一言は代弁、そして暗示していると考えても良いでしょう。
まさに核心に迫る一言です。
そんな彼女に賛美の、そして敬愛の拍手を。
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